6月11日(月)

梅雨入りし すっきりしない天気が続いています

洗濯ものは乾かないし 古傷は痛むし(笑)

 

 

 

上の写真は先日名阪国道、大内SAに寄った時撮影したものです

もう巣立ちも近いようですね

 

そこで思い出した事を一つここで話させてもらいます

私の父親は平成23年5月に亡くなりました

お通夜の大雨が嘘のように

翌日は5月にしては暑いくらいに晴れあがりました

会場の自宅には親戚達が集まり

お坊さんの準備もでき お経をあげかけていたころでした

その時です2羽のツバメが開け放たれた縁側から

勢いよく家の中に飛び込んできたのです

天井近くを猛スピードでクルクル旋回しています

あるものが「追い出せ」と声を張り上げています

「糞でも落としたら大変だ」と

そのうち「箒でたたき落とせ」などと物騒な事を

言うものまで出る始末

少し騒然となる会場を尻目に

ツバメたちは2匹リズムよく周回を繰り返し

やがて去っていきました

 

その時は気づかなかったのですが

数年前の話、家の軒先で元気よく鳴いていた

ツバメの雛がどうゆうわけか地面に落ちていたのです

人間の匂いのついた雛は蛇の餌食になると言われています

そこで巣に戻す事も出来ず 鳥好きの父親は

その2匹の雛の親代わりになり

一日何度も餌をあげ見事に巣立ちさせたのです

そうです! 告別式に乱入した2匹のツバメは

その時の雛たちで父親にさよならを言いに来たのでは

ないかと

真意の程はツバメにしかわかりませんが

そうであると信じることで 生命の大切さを

善意の必要性を

感じる事が出来たなら 少しは謙虚な自分に

なれるのかなと考えたりもします

今日はツバメの恩返しの話でした

 

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