コンプライアンスについて

コロナウイルスが猛威をふるっていますね 緊急事態宣言も各地に出されています。

独自で緊急事態宣言を発令している自治体もあります

本日我が奈良県でも初の死亡者が報告されました。中小零細事業者特に観光、飲食関係者は瀕死にあえいでいます。一日も早い終息を心より願います。

コロナの影響かお仕事のご依頼がめっきり来ない今日この頃です。

これだけ自粛を求められたら、経済活動が委縮するのは当然なのかもしれません。

 

さて今日は日ごろ気になっている事柄について一言言わせていただきます

これからGWにかけて、農家の耕運機が活躍します、田植えまでの期間田圃を耕し稲刈りに備える、毎年見られる風景です。耕し終えた耕運機が公道をゆっくりと移動します。ご苦労様です 日本人の命「米」の耕作の為の作業です。頭が下がります。しかしそれとは別に毎年見られる風景があります。公道にまき散らされる土(耕土)耕運機が走った後、牛の糞のようなそれは、やがて後続の車に踏まれ薄く固まり、道路にこびりつきます。大きな塊に バイクが足を取られ転倒事故に巻き込まれ大怪我をした事例もあるそうです。

先日ある地域の集会所の駐車場に自動車を運搬する、トラックが止まりました、そこには耕運機が積載されていました、トラックから降ろされた、耕運機は近くの田んぼに作業に向かいました。見たところ作業を依頼された業者さんのようです。作業を終えると、駐車場に耕運機は戻ってきました、トラックに積み込まれ、作業を受けたであろう数名が、駐車場の一角に鎮座し休憩をしています、雑談に花が咲いているのか笑い声が聞こえます。私はその近所で河川災害の工事を請負っていたので、一旦その場を離れました。ひと段落しその場所に目をやると、案の定アスファルトの上は土の塊が点々としています。当たり前のように毎年繰り返される風景です。

我々の業界も公道を汚すことは良くあります、しかし徹底して清掃を行います。重機が通った時、ダンプトラックのタイヤの跡等、もし掃除をしないでほおっておくと、土木事務所か市役所に連絡が入り大騒ぎになります。その事が解っているので みんな進んで道を掃除するのです。いやそれだけではなく、道を汚すことで皆さんに迷惑がかからない様に気を配っているのです。 我々の業界でコンプライアンスを謳われて数十年、随分と浸透してきたように思います。荒くれ者集団のようなとらわれ方は遠い昔の話、現在はコンプライアンスを重視できない業者は淘汰される風潮にあります。

それだけに日本の農業を担う 大切なお米を扱う方々が当然のように土をまき散らし去っていく状況が残念でならないのです、またそれを当然の如く許している人々が信じられないのです。土建屋は道を汚したら×で農家ならOK この差はどこから来るのでしょうか?

先の駐車場を汚した業者に一言「きれいにしろ」と言いたい自分がいます、けれど波風を立てたくない私は、何も言う事ができず、悶々とするのです。

中にはきちんと掃除する農家さんもいてるでしょう、その方々には申し訳ありません あくまでも一般論としてですので そこは良しなに。

最後に新しい仲間を紹介します

 

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