今年は雪が多いですね しかも寒い 故に中々溶けない
現場のコンディションが悪くなる 作業が進まず工程が押し気味になる
良いことなど何一つないのです
仕事で考えると全くありがたくない雪ですが
仕事から離れて考えると案外雪が好きかもしれません
外で仕事をしているからわかるのですが 雪が降る前は本当に空気が冷たくなります 風は身を切るように冷たい
冬だから風が冷たいのは当然ですが 雪おこしの風は格別に沁みるのです
そして辺りの騒音を搔き消すような静けさ、澄み渡った空気が静けさを呼んで来るのでしょうか
本当に雪が降る前は静寂に包まれます
そんな現象も神秘的で好きですし たちまち白く染められる風景を見るのも何かワクワクするのです
子供の頃は今よりも雪が多かった様に思います
長靴を超えるくらいの雪が普通に降っていたように記憶しています
30㎝くらいは積もったんじゃないかな
小学生の頃近所の空き地で友達と二人 「かまくら」を作ることになりました
スコップで雪をかき集め山にしていきます スコップでは進まないのでどこからか一輪車を用意し
雪を運びます けれど雪の上の一輪車はうまく進まず子供にはなかなかの重労働です
運んでも運んでも 締め固めた雪の嵩は増えず そのうち太陽が照り付け雪を溶かしていきます
そうなるともうだめです 非力な子供二人での「かまくら」つくりはとん挫し
疲労と 脱力感だけが残ります かまくらの中でお餅を焼いて食べるそんなものは全て現実に
吹き飛ばされるわけです
生涯かまくらにチャレンジしたのはその時だけです まあ雪だるまなら何度も作りましたけどね(笑)
けれど年を重ねる毎に寒さが堪えます 最近は防寒着も性能が良く昔よりは暖かくなったと思いますが
それでも寒い 雪が好きだと言ったけれど春が恋しい今日この頃です
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